ごまコラム
第3回 「ごまは美味しいサプリメント」
若い女性の二人に一人は貧血だと言われています。貧血はからだ全体の老化を早めますし、美容の上から言っても好ましいことではありません。貧血は血液中の赤血球が少なくなって酸素を運ぶ量が減るために息切れ、どうき、めまい、肩こりなどいろいろな障害を起こすのです。血を作る鉄分だけでなくビタミンEの欠乏も貧血を招く要因となります。
ビタミンEが不足すると、赤血球の寿命が短くなり、血液が薄くなってしまうのです。ですから貧血を治すには、鉄分の豊富なレバーやほうれん草などと一緒に、ビタミンEや鉄分、良質なたんぱく質をたっぷり含むごまをとることが効果的なのです。
ごまにしか含まれない「リグナン類緑体」の働き
ごまには、30年以上の発芽寿命があります。これは抗酸化性物質セサモールやトコフェロール類、つまりビタミンEが含まれているからとされていました。この抗酸化性物質に、新たに数種の微量成分リグナン緑体があることが解明されました。このごまにしか含まれていない抗酸化性物質には制がん性、抗がん性があるのではないかと、大いに期待されています。
健康志向でいよいよごまの利用が増大されるものと思われます。
第2回 「ごまは食べる基礎化粧品」
美しい肌を作るには、化粧品に頼るのではなく、からだの中から皮膚に栄養を与えることが大切です。
ごまは、ニキビや肌荒れの原因となる便秘を予防するうえ、ごまに含まれる各種のビタミンが潤いのある肌を作ります。
さらにビタミンFの中のリノール酸は余分な脂肪を取り除く働きをしますから、すっきりしたプロポーションも約束されるというわけです。
無理な減量をして体をこわしては、せっかくの努力も水の泡。
ごまなら健康的にやせられ、しかも体の内側から健康美を作りだす、優れた美容食なのです。
NHKの朝の情報番組「あさイチ」でも紹介され、大反響のごま。
こんなに美容に良い食材“ごま”を毎日食さないなんてもったいない!
そこで、これから毎日、毎食、お手軽に料理に加えてもらえるよう、オススメのレシピを紹介します。
ちょっと食欲の落ちる暑い夏ですが、ごまたっぷりの料理で元気に美しく乗り切りましょう。
ごまの蔵【オススメ】レシピ 簡単ごまサラダ
材料
- 水菜
- いりごま
- すりごま
- 胡麻油
- かつお節
- 塩 (適宜)
- 醤油 (適宜)
- 水菜を軽く洗い、食べやすい大きさに切る。
- 切った水菜にすりごま、いり胡麻、かつお節、胡麻油を適量加え、和える。お好みで塩、醤油を加える。
- 器に盛って出来上がり!
CHECK POINT
ごまには硬い皮があるので、そのままではせっかくの栄養も吸収されません。
食べる直前に、ごまをしっかり擦って和えましょう。
しかし、すりごまだけだとしっとりした感じになってしまうので、適量のいり胡麻を加え、食感を楽しみます。
第1回 「ごまは健康食の王様」
食品の効用をしるした中国の書物「本草網目」にも「久しく服すれば老いず」と延命長寿の薬効をうたっています。
秦の始皇帝が不老不死を願って集めた薬の中に「ゴマ」はちゃんと入っていました。
おひたしにかけたり、おむすびにまぶしたり、ごまは毎日の食卓のかげの引き立て役。この小さな粒が、不老長寿の秘薬といわれたり、健康食の王様と言われるのは、その豊富な栄養分にあるのです。
まず、エネルギーは100gで599キロカロリーもあります。わずかの量でエネルギーを供給できるだけでなく、カロリー減としての糖質はわずかですから肥満にむすびつくことはありません。ごまは廃棄部分が無い上、水分も1.6%と非常に少ないので、ほとんどが有効成分になります。
特に豊富なのが脂肪で100gにつき54.2g、たんぱく質は20.3gとずば抜けています。ごまの脂肪には、リノール酸などの不飽和脂肪酸や、ビタミンEが多く含まれ、血液中のコレステロールを抑える働きをします。
たんぱく質は大変良質で人間の成長や健康、スタミナ補給に欠かすことのできない必須アミノ酸が多く含まれています。特にごまは植物性のタンパク質には少ないリジンなどが多く、中には肉や大豆よりも豊富なアミノ酸もあります。また、カルシウムは100g中1200ミリグラム、牛乳の10倍以上も含んでいますし、鉄分もほうれん草の3倍、牛肉の5倍も多く含んでいて見逃せません。カルシウムや鉄は、うっかりしていると摂取しにくい栄養素のひとつですから、その点でもごまを食べることは効果的です。
いりごま |
きな粉 |
牛乳 |
豆乳 |
牛肉(サーロイン) |
牛肉(モモ赤身) |
ほうれん草 |
玄米 |
白米 |
食パン |
|
たんぱく質 |
20.3 |
35.5 |
3.3 |
3.6 |
11.7 |
19.8 |
2.2 |
6.8 |
2.5 |
9.3 |
食物繊維 |
12.6 |
16.9 |
0.2 |
2.8 |
3 |
0.3 |
1.9 |
|||
カルシウム |
1200 |
250 |
110 |
15 |
3 |
4 |
49 |
9 |
3 |
29 |
鉄 |
9.9 |
9.2 |
1.2 |
0.9 |
0.9 |
2 |
2.1 |
0.1 |
0.6 |
|
ビタミンA (カロテン) |
17 |
4 |
39※ |
3※ |
4200 |
|||||
ビタミンB1 |
0.49 |
0.76 |
0.04 |
0.03 |
0.05 |
0.09 |
0.11 |
0.41 |
0.02 |
0.07 |
ビタミンB2 |
0.23 |
0.26 |
0.15 |
0.02 |
0.12 |
0.21 |
0.2 |
0.04 |
0.01 |
0.04 |
ビタミンB6 |
0.64 |
0.58 |
0.03 |
0.06 |
0.23 |
0.35 |
0.14 |
0.45 |
0.02 |
0.03 |
ビタミンC |
1 |
1 |
1 |
35 |
||||||
ビタミンD |
||||||||||
ビタミンE |
2.5 |
2.4 |
0.1 |
0.3 |
0.6 |
0.2 |
2.1 |
1.3 |
0.6 |
|
エネルギー |
599 |
437 |
67 |
46 |
498 |
220 |
20 |
350 |
168 |
264 |
水分 |
1.6 |
5 |
87.4 |
90.8 |
40 |
64.4 |
92.4 |
15.5 |
60 |
38 |
脂質 |
54.2 |
23.4 |
3.8 |
2 |
47.5 |
14.2 |
0.4 |
2.7 |
0.6 |
4.4 |
炭水化物 |
18.5 |
31 |
4.8 |
301 |
0.3 |
0.6 |
3.1 |
73.8 |
36.4 |
46.7 |
無機質 |
5.4 |
5.1 |
0.7 |
0.5 |
0.5 |
1 |
1.7 |
1.2 |
0.1 |
1.6 |
太字は相対的に含有量が多いもの
※はレチノール





















